社会人

 
母と小林麻央さんの乳がんで、本当に大事なものは「命と、健康」だと思い、
糖尿病治療薬の製薬会社に入社いたしました。
 
写真はその同期入社の方たちとW杯を観戦したときの写真です。
配属地の福島県でインスリンやGLP-1製剤という糖尿病注射薬の普及を行いました。
 
糖尿病の可能性が否定できない人も含めると、
日本には1,000万人の患者さんがいるといわれています。
 
今でこそ糖尿病は治療の選択肢が増え、
治療しながら働くことができるようになりました。
 
しかし、重度になると人工透析になる方もいらっしゃいます。
様々な背景があり、糖尿病になっている方たちに対して、
生活に寄り添った治療のご提案を行いました。
 
「あの患者さん良くなったよ。」と言ってもらった時には、
本当にうれしかったのを覚えています。
 
2019年、世界各地で、新型コロナウイルスの感染がおこり、
大変な医療現場の混乱が起きました。
 
これにより、医療現場が抱えていた課題が表面化してきました。
病院経営の課題、地域医療の連携の課題、救急車の活用の課題などです。
 
このような医療の課題をもっと解決できるようになりたいと思い、
コロナ禍で悪化してしまった病院経営をITで支援する企業に転職をしました。
 
課題解決に貢献できたという部分もあれば、
力不足でまだまだ解決ができないところもありました。
 
医療の課題解決が難しい理由は様々あると思いますが、
その最も大きい理由の一つは「誰も取り残してはいけない。」ということだと思います。
 
「認知症の方も、障害のある方も、決して取り残さない。」
 
そのような難しい課題に行政の立場から挑みたい。
このような思いで政治に携わろうと決意いたしました。